京都ぶらり歴史探訪「都の世界遺産スペシャル」 BS朝日　 3月3日(水) 20:00〜20:54 京都が歩んできた時代を伝える、寺院・神社・仏像・伝統・文化など…それらは今も決して色あせることはない。そんな京都で人々を魅了し続けてきた様々な場所を訪ね、はるかな時を感じながら、由緒、伝説、人物などを掘り下げていく。古都の持つ魅力を存分に味わえる知的エンターテインメント。 世界遺産に認定された17の文化財の中で、特に注目の名所旧跡を特集。世界遺産に選ばれた理由をひも解く。空海と深いゆかりを持つ「東寺」。密教の教えがわかるという講堂の中に広がっていたのは、21体の仏像が織りなす仏の世界。京都のランドマーク、五重塔内部の中央には、仏像に囲まれた心柱と呼ばれる柱が。実はこの心柱自体が、密教で最も尊い大日如来と見立てられている。 徳川の栄枯盛衰を見守ってきた「二条城」。豪華絢爛な唐門をくぐった先にある二の丸御殿には、世界遺産に選ばれた秘密が隠されていると言う。猛々しい虎の襖絵やダイナミックな松の襖絵など、御殿内部はまるで美術館のよう。京都最古の社のひとつ「上賀茂神社」。細殿の前には大きな2つの盛砂が。実はこれ、神様が降り立ったとされる神山を模したもの。毎年5月に行われる葵祭は、この神山へ神様に降臨してもらうために始まった。